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「加災者」の我々は今すぐCO2削減を――この10年でできること

  • NK
  • 2024年10月1日
  • 読了時間: 2分

猛暑と豪雨が日本各地を襲っています。被災者の皆さまにお見舞いを申し上げます。



これが地球温暖化の影響であることは疑いの余地がありません。

そしてこれは天災ではなく、私たち人類が化石燃料をエネルギー源として豊かさを享受し二酸化炭素を膨大に排出してきた結果だということが、科学的に証明されています。

普通の生活をしているだけなのに、気が付けば自分が豪雨被災者に対して「加災者」になっているとは、大変なショックです。

「加災者」として、私たちは対策を打つ責任があります。


データを見てみましょう。

日本の二酸化炭素排出量は年間10.6億トン、

一人当たり8.5トン(2021年)で、2011年以降減少に転じています。

しかしこのペースではパリ協定目標の2050年実質排出量ゼロ・平均気温上昇1.5℃以下の達成はかないません。

今以上の気候危機ひいては食糧危機が将来の人類を襲うことは確実です。


とりわけ食料自給率・エネルギー自給率ともに低く、外国に頼っている日本はどうなってしまうのか。

ただ、そうはいっても、地球規模の危機に対して自分個人としてできることがあるとも思えないというのが、どなたも感じるところではないでしょうか。

「国や自治体にお任せするほかに、何ができるというのか」と。


ころが、私たちにできることがあります。

二酸化炭素排出削減のために私たちにできることをお伝えしたいと思います。


1.       電力会社を、火力発電中心の会社から再エネ中心の会社へ変える。

2.       自宅や勤務先に太陽光発電設備を導入する。

3.       自家用車の使用を減らす。新しい車はEVを選ぶ。

4.       地球温暖化対策に積極的な政治家を選び、対策に積極的な企業の商品を購入する。

5.       地球温暖化の危機を周りの人に伝える。

これらのテーマについて、順次記事を公開していきます。


エネルギーは中東から買わなくても自分の住んでいる地域で作れるようになりました。

現在太陽光パネルの技術は成熟し、広く普及する段階に来ています。

もちろん、その一方で、太陽光パネルや蓄電池が新たな資源を消費することや廃棄の問題など、まだ欠点を持っていることを承知しておかなければなりません。

その改善を怠りなく、この10年で何をどれだけできたかが、分かれ道になるでしょう。

もはや先延ばしにできない地点まで来ています。

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