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ホルムズ海峡が閉鎖されると、なぜ肥料が不足するの?


 農業に欠かせない窒素肥料は「空気から作られる肥料」といわれます。たしかに窒素肥料の原料の一つは空気中の窒素ガスですが、実はそれだけでは作れません。

 窒素ガスを肥料に変えるには、水素ガスが必要で、その水素ガスを作るために大量の天然ガスが使われています。

 つまり、窒素肥料は実際には「空気と天然ガスから作られている」といえます。ホルムズ海峡が閉鎖されると、世界的に天然ガスが不足し、窒素肥料が不足し、価格も高騰します。その結果、野菜や米など食料価格にも影響が広がります。



 水素ガスを作るためには、天然ガスを使う以外にも方法があります。



 今後は、電気で水を電気分解して生産する方法が主流になると考えられています。

 課題は水素ガスのコストです。

 そこで、日中の太陽光発電由来の余剰電力で水素ガスを生産すれば、水素ガスが安くなり、窒素肥料も安く自給できると期待されています。


 近い将来、窒素肥料は「空気と水と太陽」から作られるといわれるようになると思います。




水素を作る二つの方法
水素を作る二つの方法


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